「あ、更新きてた!」が全部ひとつでわかる
2025年11月6日、株式会社コミチが、複数のWeb雑誌をまとめて読めるマンガアプリ「コミマガ」を正式リリースしました。
先に配信されていたAndroid版に続いて、iOS版も登場です。
このアプリの特徴は、なんといっても“雑誌横断型”。
複数の出版社の連載作品を、アプリを行ったり来たりせずに読めるんです。
更新があるとすぐ通知してくれるので、好きな作品を見逃さず、効率よくチェックできます。
マンガを「タイパ重視」で読みたい人にはかなりうれしい仕組みですね。

Webでもアプリでも、同じIDでシームレスに
すでに「コミチ+」でWeb雑誌を利用している人は、同じ「コミチID」でアプリにもログインOK。
お気に入りや履歴も自動で同期されて、続きをどこでも読めます。
「家ではPC、通学中はスマホ」みたいな読み方にもピッタリです。
さらに、アプリ内では無料チケット配布や期間限定のキャンペーンも順次展開予定。
「ちょっと読んでみたい」ってときも気軽に試せる設計になっています。
いろんな出版社の人気マンガが勢ぞろい
「コミマガ」には、すでに多くのWeb雑誌が参加しています。



- ヤングアニマルWeb(白泉社)
- 竹コミ!(竹書房)
- コミックPASH! neo(主婦と生活社)
- コミックグロウル(ブシロードワークス)
- ライコミ(マイクロマガジン社)
- キミコミ(キルタイムコミュニケーション)
- マンガゼグラ(スターツ出版)
- アサコミ(朝日新聞出版)
- COMICリュエル&COMICジャルダン(実業之日本社)
- COMIC MeDu(ジーオーティー)
- ハヤコミ(早川書房)
- マンガSPA!(扶桑社)
- MAGKAN(マッグガーデン)
(※2025年10月時点。今後も媒体を順次追加予定)
異世界ファンタジー、恋愛、SFなど、ジャンルも幅広くそろっているので、
「これ、どこで連載してたっけ?」みたいな探す手間がなくなります。
どうして作られたの?
コミチはこれまで、出版社向けにマンガSaaS「コミチ+」を提供してきました。
すでに23メディアを支援し、会員数は200万人を突破。
でも、その中で見えてきた課題が「更新を追う手間」と「読者の離脱」。
そこで生まれたのが、雑誌共通・ID共通のアプリ「コミマガ」なんです。
このアプリでは、
- Web雑誌ユーザーの利便性向上
- 離脱ユーザーの再接触
- ファンとの直接的なデータ接点の構築
ちょっとビジネスっぽいけど、
要するに“出版社にも読者にもメリットがあるアプリ”ってことですね。
代表コメントから感じる思い
コミチ代表・萬田大作さんは、自身のnoteでこう語っています。
「雑誌のファン・コミュニティで育まれる“熱量”こそが重要。
読者との継続的な接点を技術で支えたい。」
ただ便利なアプリじゃなくて、「読者と作品をもっと近づけたい」という思いが込められています。
コミチの今後
コミチは今後も「コミチ+」「コミマガ」を中心に、
出版社やウェブトゥーンスタジオへのシステム提供・運営支援・マーケティング支援を拡大予定。
グッズ販売など、IPの価値を高める新しい仕組みも計画中です。



