スキル剥奪屋さんのおせっかい1巻が2月28日発売|チートスキル持ちの少女が描く人間ドラマ

マンガ/ライトノベル

マイクロマガジン社のGCノベルズより、2026年2月28日に発売される新作小説の情報が入ってきました。タイトルは『スキル剥奪屋さんのおせっかい ~ハズレスキルの回収、承ります~ 1』。Web小説投稿サイト「小説家になろう」で連載中の人気作が、改題を経て書籍化されるとのことです。

特殊なスキルを巡るファンタジー作品は数多くありますが、本作は「スキルを剥奪する」という一風変わった能力を軸に展開される人間ドラマが魅力です。発売に先駆けて公開された情報をもとに、その内容を整理していきましょう。

スキルに悩む人々を救う「剥奪屋」の少女

物語の主人公は、王都の片隅で「スキル剥奪屋」を営む少女・アネッタ。彼女は『剥奪』というチート級のスキルを持っており、人のスキルを取り出すことができます。この能力を使って、様々な理由から自身のスキルに悩まされている人々を救っていくのが基本的なストーリーラインです。

あらすじによると、ある日彼女のもとに怪しい黒づくめの男が訪れます。依頼内容は『威圧』スキルの剥奪。効果が強すぎて人を気絶させてしまうことがあるという、まさに「ハズレスキル」の典型のような悩みです。アネッタは男から事情を聞き出し、その背景にある複雑な事情に触れていくことになります。

温かな空気感を表現したイラストにも注目

本作のイラストを担当するのは、春野薫久先生です。公開されたカバーイラストからも分かる通り、柔らかで温もりに満ちた空気感が表現されており、作品の世界観に彩りを添えています。

主人公のアネッタは人付き合いが苦手という設定ですが、そんな彼女が依頼人たちとどう関わり、問題を解決していくのか。チート能力による爽快感だけでなく、繊細な人間ドラマも期待できそうです。

書籍情報まとめ

本作は現在、全国の書店および通販サイトで予約受付中です。

書籍名
スキル剥奪屋さんのおせっかい ~ハズレスキルの回収、承ります~ 1 
小説:KAME 
イラスト:春野薫久
ISBN:9784867169285 
価格:1,430円 (本体1,300円+税10%) 
発売日:2026年2月28日 
公式サイトhttps://gcnovels.jp/book/2052

「小説家になろう」発の作品の中でも、戦闘や冒険よりも人との関わりに重きを置いた物語が好きな方には、特に刺さる一冊になるかもしれません。2月の発売を楽しみに待ちたいと思います。

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